戯言
言葉はありとあらゆることを記述し、描写できる。 世の中にあふれかえる書籍、新聞、ブログ、SNS、すべて言葉が媒介する情報伝達だ。それは当たり前のように思われるが、 一方で、言葉で伝えられる情報は、とても限られている。 どれほど時間をかけてよいと…
意識を、自己の存在を認識するデカルト的意識とするとき、意識とは、感覚する主体である。 運動する主体は、意識の必要条件には入らない。意識とは、常に何かを感覚しているが、運動していなくても意識は存続する。この意識が経験するコンテンツを、他人のそ…
今はiPhone5使ってますが、Tungsten T5、 いま見ても良いデザインです。しばらく写真このままでいきますw
こんなことを書いて、頭がおかしい人だ、なんて思わないでください。今日発見したことがあるので書きます。 今朝のことです。時刻はあとから逆算的に考えるとおそらく、5時15分〜20分くらいのことでしょう。気持ちよく寝ていました。そして目覚ましをセット…
暴走する脳科学というタイトルの本の説明にて >脳研究によって、心の動きがわかるようになるのかこれをみてふと思ったこと。わかるにはいろいろ段階がある。 ある「こと」や「もの」がわかるとは、・ 定義がわかる、対象としている範疇がわかる >典型例を…
われわれの精神ーhuman mindともいうべき、いわゆる心がもつ可塑性、つまり常に世界と関わり合って変化してゆく私たちの心を具体的に想像しようとするとき、どのような描像を与えるのが最も的を得た比喩になるだろうか?考えうるあらゆる精神作用的な状況に…
哲学、とくに自我の哲学は、思惟の世界に散らばめられたブラックホールだと思う。そこに思いを馳せる間、当人の外界との交流は閉ざされる。幸い永遠に出て来られないということはないので、落とし穴、くらいの呼び名がふさわしいのかもしれない。 いずれにせ…
http://hive.ntticc.or.jp/contents/artist_talk/20051217/今日発掘したこの対談は、ある意味衝撃的でした。 TVだったら放送事故のような微妙な間と、なかばけんか腰の口調がなんともスリリングな(゚д゚)! 茂木さんは、感覚が意識に上るまでのほんの短い間の…
クオリアの存在を認識するには、他者の気持ちを想像する、他人になりかわるということを日々行っている必要がある。 つまり、他人がものを知覚しているようすを、そのまま自分が体験しているかのように想像でき、 かつ自分自身がそのものを知覚しているよう…
分からないことを分かったように書くのは好きではないのだが。 大脳皮質の働きの中で、よく解明されているのは、1次感覚野など低次の部分である。 言い換えると、状況非依存的な機能から解明が進んでいるとも、いえる。たとえば、視覚について、うれしかろ…
グリーグの"Last Spring"は病に倒れ、二度と来ない春を描写したものだそうだ。 残りの人生があとわずかしかないとしたら。いくら考えても自分の運命は変わらない。いかにポジティブに捉えようとも、死期はすぐそこに迫る。その事実は変わらない。色々未来を…