意識の音

こんなことを書いて、頭がおかしい人だ、なんて思わないでください。今日発見したことがあるので書きます。
今朝のことです。時刻はあとから逆算的に考えるとおそらく、5時15分〜20分くらいのことでしょう。気持ちよく寝ていました。そして目覚ましをセットはしていましたが、今日は勝手に目が覚めました。まだ目を開けていませんでしたが、まぶたを閉じたままでもなんとなく明るいので、朝だなと気付きました。早朝であり、部屋にはクーラーがかかっており、その他には何も物音や人の声はありませんでした。

・・・(ころろん、とポストのふたが閉まるような音)

あ、二度寝しかけたかな。まあ、今日は日曜日だし、そのまま起きたくなるまで目をつぶっておこう。
部屋にはクーラーの音だけがすーーーっと鳴り続けています。

・・・(ころろん)

あ、クーラーのダクトの向こうで何か弁らしきものが閉まったりしただろうか。

・・・(ころろん)

この音、本当に物音だろうか?二度寝しかける度に鳴っている気がする。気がする、という感じの音。しかし音という感じがする。
眠りに落ちて(1秒〜数秒の短い睡眠であって脳波のgradeでいえば深くはなさそうだが)また戻ってくるときに音のようなものが感じられるのかも!
聞こえる、というほどはっきりした音ではないのだが、確かに音のような感じがする。そう思って、目を開けないまま二度寝を待った。

・・・(ころろん)

やはり、ふぅーっと眠りに入っていった後に、何かなっているような気がするのである。そして意識が戻ってきたときに今音なったかな?という気がする。「気がする」だけだけど、その現象自体は確かな気がする。
これは一種の金縛りに近い、平常とは異なる覚醒状態なのかもしれないが。手足は随意的に動かせ、自分の手で顔に触れ、感覚も普通であることを確認した。

それにしても、これって意識が入るときの音?
クーラーの音が聞こえはじめるとき、脳が刺激「開始」と受け取って、音の鳴り始めの「輪郭」を作り出してしまうのだろうか。

他の人も同じような経験をしているかどうかは分からないけど、ひとまずこれに名をつけておこう!
連続的な意識が再開するときに、実在しない感覚の立ち上がりを感じてしまう現象を、T-pon's phenomenon
聴覚についてT-pon's phenomenonによって自覚される音を、T-pon's soundと名付けておこう!笑
もしかして後世、これが重要な現象と分かったときに、ここに書いてあるぜ、はっはっはと言ってやろう。1円の得にもならないけど。
ハンドルネームで命名された初めての現象じゃネ?