Tungsten T5に乗り換えて良かったコト!

TH55からT5に乗り換えることでCameraやVoice Recorderの機能は手放さなきゃならないし、PalmOSは英語版になってしまう。OSのversionは若干UPするが、5.2から5.4へとたった0.2しか変わらない。しかし!TH55とT5の違いは0.2の差からは想像できない程だ(と思う^^;)。以下に乗り換えてヨカッタ!と思う理由を挙げてみる。

Graffiti Anywhereは不要

かつてTH55では、画面全体をGraffitiエリアにしてしまうGraffitiAnywhereというフリーウェアを使っていたが、TungstenT5ではこの機能はOSに含まれていて、画面下端にあるアイコンをタップすると全面Graffitiモード(とここでは命名^^;)になる。しかもOSレベルで実装されているせいか、認識精度がGraffitiAnywhereより良い気がする。通常のGraffitiエリアに書き込むのと同じ勢いで書いてもきちんと認識される。更には、少し(接触時間を)長めにタップすると、全面Graffitiモードでもボタンやメニューをタップできるのだ。このおかげでいちいち切り替えなくても操作を続行できる。

Landscapeモードは快適

これもOS標準として提供される機能だが、縦長画面(Portrait mode)と横長画面(Landscape mode)を自由に使い分けることができる。横長画面にフルに表示させるにはpalmwareが対応している必要があるが、CodeDiver(シェアウェア)を使うことで強制的に横長にできるものもある。たぶん、textの配置などをフォームのサイズから計算するようなpalmwareであれば強制的に横長にできるのだろう。Doc/MeDocファイルの閲覧や辞書の閲覧、エディタ、メール、表計算など文書を扱う時には横幅が広いととても見やすい。

TungstenT5は高速、バッテリの持ちもよさげ

CPUクロックを比較しても明らかにTungstenT5に軍配が上がるが、クロック通りT5はTH55に比べて高速。TH55Palmなので基本的にアプリの切り替えなどは素速いはずだが、T5を横においてくらべるとその速さを実感する。KsDatebookの週/月表示の切り替えなどは目にも止まらぬ速さ。ここまでの素早さは不必要だという人もいると思う(爆)。しかしCPUが速すぎてバッテリがすぐに消耗するかというと、そういうわけでもない。測っていないので正確なことはわからないが、日常使用に不安は全く感じない。

筐体デザインが意外と(失礼w)良い

買う前はLifeDriveとかカッコイイ〜とひたすら思っていて、それに比べT5は地味だと思っていたが、使ってみると薄型だし軽量だし、背面や側面にボタンやLEDの類のないデザインもシックで魅力的なんじゃないの?って思うようになった。

液晶がTH55より明るい&若干クッキリ感UP

横において輝度最大にして比較したので多分ホントです。若干T5の方が色温度が高い(青みがかっている)かな。

スタイラスが適度に重くて高級感がある

些細と思う勿れ。スタイラスPDAにとって重要な存在。食事する時に箸にこだわるのと同じように、PDA買う時にはスタイラスにもこだわりましょう(飛躍?w)。TH55の時は細くて軽くてすぐになくしそうなスタイラスだったが、今度のは間違いなくイイ!!

もちろん良いことばかりではない

  • 内蔵のFlashモリー(160MB)はハードリセットで初期化されてしまう

ここにバックアップのデータをおいても意味がないてことですネヽ(°_°>)バックアップはSDにとるのが吉かと。

  • ずっと使っていると遅くなってくる(DBCacheかソフトリセットで解決)

TungstenT5のメモリ管理方式は今までのPalmとは異なっている。DBCacheToolというソフトにお世話になっている。詳細はまたいつか(書けたら書きます、実際のトコロよく分からん汗^^;)。要は定期的にソフトリセットして使う必要があるってことかと。

  • 電源ランプの類がない

SDメモリのアクセスランプくらいはあって欲しかったかなってトコロ。