ひさしぶりのPalmの話

Palmwareに比べてiアプリを作るのは制限が多い。知る範囲では、使用者のスケジュールや電話帳にアクセスできない、メモリーカードを直接読み書きできない、などなど。PalmOS搭載のスマートフォンが出ないので、いっそiアプリのスケジューラを作ろうと思っていた僕は、「置き換え」のスケジューラが作れないことを知り、がっかりしたのだった。


しかし!! この機能を忘れていた。それは、赤外線通信。


赤外線通信によりPCと任意のデータをやりとりできる。今日iアプリを検索していて、そのことに気が付いた。例えば、表計算アプリの「いつセル」はiアプリなのに、CSV入出力機能を備えている。 メモリーカードが読み書きできないのになぜ!?と思ったら、赤外線経由でPCとやりとりするのだ。


ここで、Palmの新たな有用性が生まれたことになる。それはiアプリのメモリーリーダー/ライターとしての役割である。Palmは(僕の知る限り)全機種が赤外線ポートを標準装備している。


Palm」のDateBookの置き換えアプリとしての「iアプリ」のスケジューラ。面白いかもしれない。